鹿児島の海は深海魚の宝庫です。
鹿児島湾(錦江湾)内外での小型底曳網、また沢山の島々では釣りや延縄など、グロテスクではなく美味しい深海性魚介類を狙った漁業があります。
しかし、まだその認知度が低く、数多くの美味しい魚介類が私たちの目に触れることなく、「もったいない」ことに海の上で捨てられています。
このような中、2020年8月に鹿児島大学水産学部と水産仲卸会社の(株)田中水産、そしてタカエビの産地である南さつま市の3者が産学官連携でタッグを組み、「かごしま深海魚研究会」を立ち上げ、「うんまか深海魚」のブランド名で地魚の認知度を上げるとともに、洋上でおきている「もったいない」を解決して、漁業者の所得向上とモチベーションアップ、さらに水産業・外食産業・観光産業を元気にして、次の世代へ鹿児島の海と海の幸を残していく取り組みを行っています。